在宅死と病院死

0-100日本では現在、病院で死ぬのが普通で、家で死んだりすると不審死扱いです。おまわりさんが来て、事情聴取されます。在宅死は10%くらいのようですね。

戦前は自宅で亡くなる人が9割ということでした。人生の最後の瞬間はお家で家族で看取られて永遠の旅立ちを迎えるのが普通だったのです。

それがだんだん、医療が発達してきて、延命治療を受けられるようになって、病院で最後を迎えるようになってきました。

長生きするのはありがたいですが、病院で人生の終盤を引き伸ばして死んでいくのも、いいのか悪いのか、というようなかんじはしますね。

平穏無事に死ねるというのも難しいことなのです。

福祉国家のスウェーデンでは、およそ半分の人が自宅死だそうです。自宅で死を迎えられるというシステムが整っているからできるんですね。お金がなくって病院に行けないということではありません。

日本はもうすぐ団塊の世代が、死を迎える世代になります。今のように病院死が多数ということになると、病院が死を迎える人でベットをうめつくされてしまいます。救急救命とか急性期医療が間に合わなくなってくるというおそれがあります。

在宅で死を迎えるということは、在宅でも医療機関との連携が必要です。昔のドラマとか見ていると、お医者さんが家に来て、「今夜が山場ですねえ~。」なんて言ってますよねえ。

かかりつけのお医者さんが大変かも。

在宅死は死にゆく人の都合にあわせにくいです。家族も誰かがついていないといけないですね。今の御時世、むつかしいことです。みんな忙しすぎるんですね。

医療の体制とか、福祉のシステムだけの問題でなく、日本人のライフスタイルというか、もっと大きなところで変わっていかなければいけないような気がします。

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