黄昏流星群 弘兼憲史

黄昏流星群はビッグコミックオリジナルに連載中の漫画です。作者は、「島耕助」シリーズで有名な弘兼憲史です。

黄昏流星群 (1) (ビッグコミックス)
弘兼 憲史
小学館
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「島耕助」は、ひとりのサラリーマンの人生が描かれており、課長時代から、今は会長、時代や国際情勢も反映した壮大なストーリーで面白いですね。最近は「学生島耕作」も連載されていて、学生運動盛んな頃の様子が描かれています。

「黄昏流星群」は、数回の連載で一話が完結するというスタイルです。毎回登場人物も変わりますが、出てくる人物がみんなお年寄りです。

連載開始が1995年なので、これも古いですね。1997年にNHKでテレビドラマにもなっています。(「黄昏流星群 -恋をもう一度-」)

老いらくの恋とか、若い時の不倫が…とか、数十年ぶりの再会で…とか、男女の関わりの話ばかりです。介護状態になって恨みをはらされるとか、けっこうドロドロのお話もありますけど、涙がぽろりと出るようないい話も多いです。

ちなみにベッドシーンも多いです。年寄りの裸がリアルに描かれております。

私も年齢とともに、ウキウキわくわくキャピキャピの恋愛物より、こういった哀愁のあるストーリーのほうが面白いと感じるようになってまいりました。私自身が登場人物の歳になるまでは、まだだいぶありますけど、介護の現場に長くいて、お年寄りの恋話を聞く機会も多かったからかもしれません。でも、年寄りから直接聞く話って、断片的であんまりドラマチックでないんです。エッチな話はしませんし。

根掘り葉掘り聞けば、壮大なストーリーが出てくるんでしょうが、仕事のかたわら、話半分に聞いておりました。もっと聞いてみたら面白かったでしょうが、仕事での付き合いですから、そこまで深く聞けなかったです。戦争の話などもいろいろ聞けたはずで、もったいなかったなという気もします。

作者の弘兼憲史先生は1947年生まれの68歳。連載開始時は48歳ですね。48歳の頃から黄昏れていたのでしょうか。その年で、年寄りの恋愛話を次々と作れるというのは、やっぱり漫画家というのはスゴイものだなあ、と思います。

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