セカンドオピニオンの必要性や是非について考えてみました。
医者にかかる場合、二つのパターンに分かれると思います。
お医者さんを信頼しきって、すっかり任せきり、他の意見は受け付けないという人と、すごく疑い深くて、セカンドオピニオン、サードオピニオンと次々医者を変える人です。
私は、その中間くらいでして、たまには違う先生にも診てもらうか? というかんじです。
先生が優しいから、とか、腕がいいから、というより、空いてて早いからということで、病院を選んだりしますが、これはあまりお勧めしませんね。
お年寄りの場合は、先生がよく話を聞いてくれる、話し上手という要素で選んでいることが多いですね。お友達がいるから、という理由もあるでしょう。他の病院や先生に診てもらうなんて気がひける、という思いもあるようです。
しかし、ことによってはセカンドオピニオンは大切なこともあります。
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セカンドオピニオンの必要性
いつもの先生が、いつものように診て、思い込みフィルターがかかっていて僅かなサインに気づかなかったところ、はじめての先生が精密検査をして病巣が発見された、という話はまあまあ聞きます。
同じ症状を診て、違う原因を考えるということもあります。だいたい今の医療は専門化されすぎていて、先生が全然違うところを見ていることがあります。息が苦しいという症状も、呼吸器の先生と精神科の先生では見方も違うでしょう。
西洋医学と東洋医学では、治療方針が全く逆ということもあります。
ですので、私の意見としては、セカンドオピニオンはあったほうがいいと思います。二人目の先生が同じ意見なら、治療を受けることにも確信が持てますし、違う意見なら、どちらがいいのか判断に迷うかもしれませんけど、迷って選ぶということも必要なんじゃないかな、と思うんです。
自分の健康や命を、まったくお医者さんに任せるほうが楽と考えるか、自分で自分の未来はコントロールしたいと思うか、全く他人は信用できない、とことん疑ってやる! と考えるか、バランスが難しいところですね。
ブラックジャック先生やスーパードクターKみたいな先生なら、自分であれこれ考え込んだりしないで、すっかりおまかせするんですけどねえ。