高齢者の趣味 かんから三線

DSCF5475ギターの趣味は高齢者になってからはなかなかむつかしいと書きましたが(こちら)、では、ギターの半分の弦ならどうでしょう。

3本の弦の楽器、三味線(しゃみせん)や三線(さんしん)です。北は津軽三味線、南は沖縄や奄美大島の三線ですね。同じ三本弦の楽器ですが、全然印象が違っております。

三味線は北国の厳しい感じ、三線はのんびり南国ムードです。余生をのんびり楽しむなら、個人的には三線がいいような気がします。

どうも三味線というと、吹雪の中、民家の玄関先で弾いて食べ物の施しを受けるイメージ(高橋竹山のお話から)、三線はというと、泡盛を飲みながら太鼓や口笛もいっしょに大騒ぎ、というイメージです。

三味線も三線も大量生産品のギターとちがって、手作りの工芸品の感がある楽器ですので、お値段はそれなりですが、教材用の安いものもありますね。

面白いのはカンカラ三線というもので、戦後、沖縄の人たちが捕虜収容所の中で作ったと言われる楽器です。三線の胴が、空き缶、竿は米軍のベッド、パラシュートの紐を弦にして作ったという楽器です。

現代では、組み立てセットが販売されています。

代用品であり、おもちゃのようでありますが、悲しい歴史があるのですね。これはこれでなかなか哀愁のある音がしていいかんじです。わからないなりにも適当に弦を鳴らしているだけで、沖縄気分に浸れます。

三線の楽譜は、五線譜ではなく、工工四(くんくんしー)といって独特のものです。初めて見るとさっぱりわかりませんが、どうせ五線譜もさっぱりわからないという人には同じこと、ギターを初めて触るよりかは、三線のほうが取っ付きやすいような気もします。

教室はなかなかないでしょうが、この頃ではユーチューブの動画講座などもあります。沖縄にバカンスに行くにも、三線に親しんでからのほうが楽しさも倍増するのではないでしょうか。

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