冷蔵庫の整理をしましょう

独居高齢者にありがちな冷蔵庫事情

0-16梅雨の時期は食中毒が心配です。古い食材は食べないようにしましょう。

介護の現場でよく驚かされたのが、独居老人の食料のストック状況です。冷蔵庫の中身です。戦後の混乱期を生き抜いてこられた世代は、もったいない精神が強烈なのか、食べ物を捨てない人が多いです。

昭和の日付が入った七味トンガラシがあったり、冷蔵庫の底で漬物が発酵食品に変わっていたり、玉子が溶けていたり、梅干しがいっぱい入った壺を開けると・・・、これ以上書くとサイトを閉じられかねませんので、このくらいにしておきますが、なかなかのカオスな台所をお持ちの方はよくいらっしゃいました。

毎日お買い物にはいくわけで、食べきれなかった古い食品は溜まっていき、野菜などはしなびたりして圧縮されて容量が減るんですけど、ビンとか缶は、そのまま冷蔵庫の容積を占拠して、冷たい空気の循環を阻害して、冷えない冷蔵庫にしています。まさに悪循環…。というか、冷蔵庫自体も相当古いですね。

冷蔵庫の中身は必要最小限に

新しいお客様宅にて介護の業務を開始する前に大掃除、というパターンは毎度のことで、よく無料奉仕させて頂いてました。

さすがにトラックでゴミ処理場まで何往復も、という場合は別途料金を頂いておりましたが、冷蔵庫の掃除くらいはタダでサービスです。それでもなかなか強烈ではあります。ビニール袋やビニール手袋は、わんさか使いますし、洗剤なんかも、ご家庭にあるものだけだと使いきってまだ足りません。業務用のを持っていかないとおっつかないですね。

だいたいこういうお家は、黒い昆虫も住まわれていることが多くて、スリッパも使い捨てになります。靴下も作業の後は破棄です。バルサンを使うこともありました。バルサンを焚いたあとというのは、大小様々な昆虫(ゴキブリ等)の死体累々です。関が原の合戦跡のようです。(見たことないですが)

なんやかんやとお金もかかりますが、今後お亡くなりになるまでは長らくサービスを利用していただくことになるので、ここは少々経費をかけてもよいだろう、と考えておりました。

捨てるのを嫌がられるかといえばそうでもなくて、洗いざらい、かき出してひっくり返して、どんどん捨てていくと、ご本人も諦めが付くのか、もうあれこれ細かい口出しはされないです。

「ああ、これですっきりしたわあ」と放心したように喜んでくれます。

でもこういうひとは、自分で管理はできませんから、冷蔵庫の中身の管理もヘルパーの業務になります。お買い物は必要最小限、消費期限が来たものは破棄、これは徹底ですね。

業務だと思えばできますが、ヘルパーさんの自宅の冷蔵庫は? といえば、またこれが微妙だったりするのは皮肉なものです。

整理整頓が苦手な人は、他所のお家を仕事で片付けるんだ! と思えば、遠慮容赦なく片付けられると思います。

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