ヘルパーになるということ

0-43覚えておられる方は少ないでしょうが、覚せい剤の使用で逮捕された酒井法子が、「償いのために介護の仕事をしたい。」と記者会見で発言したことがありまして、びっくりした記憶があります。

介護って償いの仕事なの?

よもや償いのために介護職になろうという人はおるまいとは思うのですが、安易に介護職を選ぶ人は多いようには思います。

資格が簡単にとれて、簡単にできそう、家事なら主婦経験があるからおまかせ、学生なら、成績が悪かったので介護でも、そんな低い志で入ってくる人が多いと思うのです。

私も高い志で入ったわけではなく、参入障壁が低くて成長産業になりそうということで始めました。

介護職に入ってしまえば、人によっては使命感に燃えます。お年寄りのお世話が大好き。主婦の人でも、介護が天職みたいに感じられる人もいて、バリバリに働きます。

こういう人は、仕事も楽しいし、まあまあ主婦のバイトにしては稼げます。

しかし、人によっては、「なんで私が他所のお家の掃除をしないといけないの?」なんて、根本的にわかってなかった人もいます。

仕事はできるけれども、利用者(お客)とのコミニュケーションでうまくいかないで続けられない人もいます。人生経験の長い個性ある人達との協力作業になりますから、うまく合わせられないとしんどいですね。我の強い人は苦労します。

不潔な環境に耐えられない人もいます。不潔を清潔にするのもヘルパーの仕事ではあるのですが。

体が持たない人もいます。多いのは腰痛や腱鞘炎です。頑張っているけれども技術が低い人です。介護は根性だけでは続けられません。技術が必要です。

お給料の安さに耐えられない人もいます。これは業界自体の問題です。自分で新たにビジネスプランを作れるようでないと解決は難しいでしょう。

というように、介護って気軽な仕事ではないんですね。個人の職人仕事でもないので、チームワークも大切です。

バリバリに稼げてハッピーという妄想を持ってくる人はいないでしょうが、そこそこの働きでやっていける、というのも妄想です。

会社には理念があるように、「介護職になる私」にも理念が必要かと思います。

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