最後の年賀状

0-53高齢の方とのお付き合いが多かったもので、年賀状もたくさんいただいていました。
が、やっぱり年々減っていきます。

喪中のはがきかと思ったら、ご本人がご逝去ということで、家族の方からのお手紙だったり。

家族の方とのつきあいはないので、寒中見舞いなども出さず、そっとやりとりを終了することにしています。ここ数年、印刷したハガキで、手書きのメッセージもなかったので、家族さんが名簿を元に機械的に送っていたんだろうなあと推測したり。

在りし日を思い出して、ご冥福を祈る次第です。

同じような、高齢の方からのメッセージのない印刷ハガキは何枚かありますけど、そう思うと、なんだか生存確認している気分になりますね。会いたい人には会っておかないといけないなと思ったり。

ところで、年賀状辞退ということもできるようです。目が悪くなって書くのが大変だとか、もう人間関係を整理したい等、本音はどうあれ、年賀状をやめるというのは、悪いことでもないようです。

年賀状に、「これが最後の年賀状です。」なんて書くのは気が悪いので、喪中はがきと同じようなタイミングで出すのがいいようですね。

「寄る年波に勝てず……」「齢を重ねるにつれ……」というふうに書くのが、無難です。正直に、目が悪いとか、字が書けなくなったなどと書いてもいいでしょう。「どなた様にも」と書いておけば、相手の人も嫌な気はしないと思われます。

例文はこんなかんじです。

拝啓
晩秋の候、いかがお過ごしでしょうか。
さて、長年にわたりいただいておりました年始のご挨拶ですが、寄る年波に勝てず、目も見難く筆を執る手も思うようにならなくなってまいりました。
誠に勝手ながら、どなた様にも今後控えさせていただきたく存じます。
年始の挨拶は控えさせていただきますが、生きておりますあいだは、今後も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いします。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
敬具

喪中はがきではありませんから、あまり暗く重々しくならないよう、ちょっとユーモアも交えた文面がよいのではないでしょうか。

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