介護ベッドのすすめ

0-48介護ベッドといえば、よっぽど重度の寝たきりの人を介護するために使うものというイメージがあるかもしれませんが、そうともかぎりません。自立の能力を取り戻したり向上させるためにも有効です。

たとえばタタミで布団の生活では、起き上がりにくいので、ますます寝たきりの生活になってしまいますが、ベッドにすると起き上がりやすいし、立ち上がりやすいです。座って過ごすこともできます。

座った体勢を維持できない人も、電動で背もたれが起き上がるベッドなら、座っていやすいです。食事は寝たままで取ると誤嚥のおそれが高まりますが、座って食べると、まだ安全です。

もちろん寝たきりの人の事を考えて作られたベッドも研究されています。一定時間ごとに傾きが変わって体位変換を自動的に行い、褥瘡を予防するものですが、まだ一般的ではありません。現在普及しているものは、人の手による介助をしやすく工夫されたものです。

電動で動く部分は、膝のところと、おしりのところです。また、全体の高さが上下できるものもあります。モーターの数で値段が変わります。マットの品質でも値段は変わります。


電動3モーターベッド(画像をクリックすると楽天市場のサイトが開きます。)

 

電動ベッドは、買うと高いものなので、レンタルをするのが一般的です。レンタル料は、介護保険を使えば1割負担になります。ただし要介護度が2以上の人が対象になります。

平成18年の介護保険法改正までは、要介護度の低い人も借りられていたのですが、改正で借りれなくなりました。利用者からベッドの引き上げが行われて大混乱になりました。ベッドメーカーや販売店で、ひきあげた中古ベッドを格安で販売するという例もありました。

要介護度が低いとはいえ、介護ベッドが必要な人もあり、あまりの混乱ぶりに、一年もたたないうちに例外が認められるようになりました。そもそも要介護度の区分けもいい加減です。厳密に判定されているということになっていますが、疑問を感じることは多いです。介護保険制度はまだまだ問題が多いです。予算次第で行き当たりばったり、付け焼き刃的制度です。

介護用品としてレンタルの対象となっているベッドは高価なものですが、実は同じような性能のベッドは、通販やホームセンターで安く買えます。裏話をすると、レンタルは1割負担で借りれますので、少々高く設定しても利用者の負担は少なく、借りてもらいやすいです。ケアマネージャーも薦めやすいし、介護事業者も稼ぎやすいのです。

訪問介護などは、介護給付費が抑えられている割に人件費が高騰しているので、儲かりにくく、福祉用具で巻き返さないと介護事業はやっていけないというところはあります。

電動でなくても、布団をベッドに変えることで、生活の質が向上することは多いです。普通のベッドなら、ニトリやホームセンターでも安く売っています。運ぶのが大変なら通販が便利ですね。

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