終末期医療とは

0-49終末期医療という言葉があります。これは、余命半年だとか数週間という患者に対して、延命治療をしないで、安らかに死を迎えるためのケアです。ターミナルケアともいいます。

日本では安楽死が認められていませんから、意図的に死を選ぶことはできませんが、あえて苦しんでむりくり心臓を動かして生き続けるんじゃなくて、痛みを和らげたりしながら、おだやかに天寿を全うしましょうということですね。

末期がんなど、もう治る見込みの無い病気や、これだけ長生きしたらもういいでしょう、という状態はあります。ただ、治療を放棄したとなると医師が罰せられますから、終末期医療を行うには、患者本人やその家族、医療関係者などの相互の意思の疎通が大切です。文書で確認しておくことが必要です。

ただ、本人の意志が反映されにくいという問題はあります。その期に及ぶと本人が自分の意志を伝えられないということがあるからです。生きているうちに、自分の意志を周りの人に伝えておくのがよいでしょう。リビングウィルといいます。

終末医療を受け入れることのできる病院は、まだ少ないです。3ヶ月たったら、退院してくださいという病院が多いです。これは、医療保険の点数制度の問題です。治療しないで病院に残られても、病院が儲からないのです。

終末期医療のためのホスピスがありますが、入院医療費は3割負担だと1日1万円以上かかります。個室代や食費や、おむつ代など別なので、経済的負担が大きいです。普通の病院に比べると、個室だし、自由気ままに過ごせるので、死の近づいた本人にとってはいい環境です。病気を治すことは考えないので、酒や煙草も自由です。家族も泊まれます。ただ、ホスピスのある病院はまだ少ないです。

介護施設での終末医療はさらに少ないようです。部屋数、医師やスタッフの数が足りていません。

在宅での終末医療という方法があります。訪問看護などのサービスを利用しますが、家族は大変です。急変時の対応が難しい場合もあります。残された時間を自宅で、と考える人は多いですが、現実問題として難しいケースは多いです。

元気に、自分の考えを伝えられるうちに、どういう週末を迎えたいのか、考えておく必要がありますね。

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