忘れられる権利とは

035「俺のことは忘れてくれ」なんてドラマのセリフのようですが、だいたい女性は綺麗さっぱり忘れて、未練がましいのは男のほうです。

思い出の写真なんか、かくして大切にとっておくのが男で、女性はさっさと焼き捨ててしまったりします。「幸福の黄色いハンカチ」なんて稀有な例でしょう。

認知症になった男の記憶に最後まで残るのが妻の顔と名前で、認知症になった女の記憶から、真っ先に消えるのが夫の顔と名前なんて話も…

さて、一度記憶すれば忘れることがないのが、コンピューターの世界です。自分のパソコンだけならデータを抹消すれば良い話ですが、このインターネット時代、一度外に出て自分の手を離れてしまうと、永遠にネットの世界を漂っています。自分が流した情報だけでなく、友達が流した、ニュースに載った、などいろんなところから自分の名前や顔が世界中に回ってしまったりすることがあるのです。

試しに自分の名前をグーグルで検索してみると?

たいしてインターネットなんて使った覚えがなくとも、会員のリストだったり、法人の代表だったり、いろんなところに名前が出ていませんか?同姓同名の人も出てきますけど。

かくもネットは恐ろしい。

差し障りの無い情報ならいいですけど、逮捕歴だとか、ケンカ相手に実名で悪口書かれたとか、美しくないヌード写真がさらされたとか、自分の死後まで残ってはたまりませんね。末代までの恥です。

グーグルに対して、検索結果から削除してほしいという要請はできるようですが、なかなか大変のようです。忘れられる権利という言葉ができたのは最近ですね。

凡人の私は、大切な人の記憶にひっそり残ってくれたら、それでいいかな、という気もしています。

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