オムツ体験

0-88ちまたでは「おむつプレイ」というのが流行しているそうですが、オムツ体験は介護実習の宿題であります。

オムツをして寝ながら排尿してみようという課題です。余裕のある人は排便にもチャレンジせよと。そして、すぐに取り替えたら有り難みがないので、朝まで我慢。

この体験をすることによって介護を受ける高齢者の気持ちを共感することになるわけです。

しかしこれが、なかなか難しい課題なのです。布団で横になっても、なかなか出てくるものではありません。オムツのセッティングが甘くて布団じゅうに拡散してしまったらどうしようという恐怖感もあります。いい年して、おねしょ!?

しっかり装着してあれば、オムツから漏れることはないので安心してやっていいのですが、気持ちのいいものではありませんね。(気持ちいいと感じる人もいるようですが。)

失敗してみるのも良い体験かもしれません。介護の現場では日常的なことです。軟便だったり、あまりに多量だと漏れて広がることはあります。赤ちゃんのウンチと違って、お年寄りのウンチは匂いもなかなかなものです。オムツ体験の自分のウンチの処理くらい、どうということはありません。

高齢者の疑似体験(こちらの記事)もそうですが、介護を受ける側の気持ちというのは、健康な状態ではなかなか感じることができないです。教科書を読んで頭ではわかっていても、共感というのは難しいです。

実際は、ちょっと目隠し体験をしたりオムツ体験をしたところでも、理解は浅いと思うんですが、ぜんぜんしないよりマシでしょう。

オムツ体験は初めて介護を学ぶ人のためのカリキュラムなわけですが、長く現場で勤務していて、すっかり介護側になってしまって感覚の麻痺している人も、時々は実習してみるのもいいのではないかと思います。

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