介護タクシーと二種免許

介護タクシーの種類

0-82介護タクシーというのは、二種類あります。

ひとつは、介護保険サービスの中の訪問介護の中の、乗降介助というサービスです。もうひとつは、タクシー会社が、車いす用の車両を使って、介護保険とは関係なく運送する事業です。

どちらにしても、旅客運送事業の許可は必要なのですが、料金制度と運転者の資格が違います。

●タクシー会社の方(個人経営を含む)
二種免許が必要。介護保険は関係なくて、普通のメーター料金か時間貸し料金。クルマは、車いす輸送車。

●訪問介護事業所
ホームヘルパーの資格が必要。乗降介助サービスの料金は一回1,000円ほど(地域によって若干違う)の一割負担(つまり100円ほど)。運賃は、会社ごとに独自設定なので、バラバラ。クルマは、普通車でもOK。通院等、用途は限定されます。

●ハイブリッド型
タクシー会社が介護事業所の指定を受けたり、ヘルパーステーションが旅客運送の許可を受けて事業用ナンバーの車両を入れると、両方織り交ぜることができます。車いす用の車両で、二種免許とホームヘルパーの両方の資格を持ったドライバーが、介護サービスと安全な運転を提供。用途に合わせて、両方の料金制度から選択できます。

介護タクシーの選び方

おすすめしたいのは、ハイブリッド型なんですが、近所にない場合は、おでかけの用途に合わせて、使い分けをすることもできます。通院など、いつも来てもらっているヘルパーさんの運転でいけば、安いし、顔なじみの安心感もありますが、二種免許のない人の運転は、はっきり言って怖いです。

これについては、行政でも厚生労働省と国土交通省でスッタモンダがありましたが、人手不足だし、ヘルパーの主力である妙齢の女性たちに二種免許取得は難しいということで、二日間の研修だけで、お客さんを乗せて有償運転して良いということになりました。運転技術は問わないところが恐ろしいところです。普通免許はあるんだから、大丈夫だろう、というところですね。

タクシー会社の方は、タクシーの運転手です。あんまりお客様の身体に触れるという習慣がないので(触れたらドロボーか痴漢)、介護には不慣れです。ただし、ホームヘルパーの資格は二種免許よりとりやすいので、ヘルパー資格を取得したドライバーはけっこうおられます。

最初っから介護タクシーをしようと考えて、両方の資格をとった個人経営の介護タクシーが、じつは一番親切丁寧ということは、よくあります。

ヘルパーの二種免許取得

介護事業所でも、やっぱり信用の面からも運転手には二種免許を取らせたいと考えるところは多いようです。以前は、試験場でしか取得できませんでしたが、今は、自動車学校でも一種免許と同じように教習を受けられます。

ここからはヘルパーさんへ
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短期集中で受けるなら合宿免許もオススメです。若い学生さん達に混じって練習することになりますが、普段お年寄り相手ばっかりですから、それも楽しい経験になるのではないでしょうか。

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