求人の条件 年齢制限は法律違反?

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40歳も超えると、就職先はないよーといいますが、実は求人募集をする際は、年齢制限をつけることができません。雇用対策法という法律で決められております。

ハローワークはもちろん、求人募集誌の広告掲載でも同じです。

男性のみ、女性のみという条件も、原則的に禁止です。

それなら、定年退職後も就職のチャンスが! と思うと、そう甘くもないですね。

求人の年齢制限の例外事由

例外はありまして、雇用対策法施行規則第1条の3第1項による例外事由は以下のようなものです。

(1)定年がある。

(2)労働基準法等、法令の規定により年齢制限が設けられている。(未成年はダメとか)

(3)長期勤続によるキャリア形成を図る。(新卒とかですね。)

(4)技能・ノウハウの継承。(若者の大工さんが絶滅しかけているとか、そんなかんじ。)

(5)芸術・芸能の分野における表現の真実性等の要請がある場合。(子役とか。)

(6)60歳以上の高年齢者または特定の年齢層の雇用を促進する(国の)施策の対象となる者に限定して募集・採用する場合

 

私の会社は、介護タクシーのドライバーや訪問介護のホームヘルパーの募集をよくやっておりました。

定年もないしキャリアが求められる仕事でもないし芸術でもないので、年齢条件をつけてはなかったですが、介護タクシーの運転手って、重度障害者の介助もあるんで、体力的にはけっこうキツイのです。

求人の条件では年齢制限をつけることはできなかったですが、実際に高齢者が面接に来られたら、不採用にしておりました。

年寄りにゃキツイよ、と、あらかじめお知らせできてたら、お互いに時間を無駄にしなくていいんですけど。

ただ、年をとってもパワフルな人は確かにおられますので、60代でも採用したことはあります。

やっぱり最後は人物次第です。

 

訪問介護のホームヘルパーの方は、はっきりいって男の出番はほぼないので、女性限定にしたかったですけど、これも男性応募者は多かったですねえ。

登録だけしてもらったものの、結局、出番なし、ということもあり、申し訳なかったです。

歳相応の人生経験・キャリアを生かそう

男性には男性向きの仕事があるし、女性には女性向きの仕事があります。若者向き、年寄り向きのお仕事もあるでしょう。

同じ仕事ができるなら、長く働いてくれる若者を採用したいのは、当然です。

表向き、平等だということにしても、面接を受ける機会が平等だというだけですね。

定年退職後、ふたたび若者と同じ土俵で雇用されることに期待するのは、望み薄です。

 

亀の甲より年の功を活かせるお仕事を探すのが良いと思います。日本で3人しか修得できなかった特殊技術をもっているとか、あたたかく人に接することができる人柄とか。

長年の人生経験、キャリアが望まれるような、特別な人になっておくよう、若いうちから心がけておこうと思います。

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