熱中症 高齢者の症状と特徴

高齢者の熱中症は命取り

017高齢者は熱中症になりやすいのです。そして、熱中症は命取りになります。

炎天下にハードなスポーツをする人は少ないと思いますが、自宅でひとり過ごしているお年寄りも危険です。我慢強く、暑くてもエアコンやクーラーをいれないで耐えている人があぶないです。

昔は、地球ももう少し涼しかったし、風を遮るビルや高層住宅もなかったし、照り返しのキツイ道路の舗装も少なく、自然の木々が木陰を作り、水蒸気を吐き出して気温を下げていてくれたでしょうが、現代の都会は違います。

部屋の温度を下げるためのエアコンは、室外と熱交換をし、街の中はますますホットにヒートです。

東日本大震災のあと、電気不足で都会のエアコンが一斉に止まったため、街なかの温度がさがったという皮肉な話もあるほどです。

話がそれましたが、炎天下の屋外でなくても、熱中症にはなるということです。涼しいはずの夜でも起こりえます。

お年寄りは我慢強いといえば聞こえがいいのですが、暑さに鈍感になっている可能性もあります。暑さやのどの渇きに自分で気づかないのです。

しかも、高齢者は体温調節機能が低下しており、体に熱が溜まりやすく、若い人より負担が大きくなります。体内の水分の量も若者より少ないですから、脱水症状になりやすいのです。

持病や薬が影響していることもありますね。

熱中症の症状

めまいがしたり、汗がどっと出てくるのは前触れです。唇や舌が乾燥してきます。

頭痛や吐き気、嘔吐(おうと)したりすると、救急車で運ばれるレベルです。

意識障害、けいれん、手足の運動障害、体に触ると熱いとなると、入院です。命の危険があります。

すぐに体を冷やし、救急車を呼びましょう。一刻を争います。

熱中症の予防

日頃から水分はこまめに摂りましょう。コーヒーやお茶は利尿作用があるので、お水や、カフェインの入っていない麦茶がよいです。酒は水分補給になりません。

電気代を節約するのは大切ですが、倒れてしまっては元も子もありません。エアコンや扇風機は適度に使いましょう。直接体に風を当てるのは、よくありません。涼しい風が吹いているなら、窓を開けて風通しを良くすると良いですね。直射日光は入らないように、すだれやカーテンを使いましょう。

部屋に引きこもったままだと、汗をかく機能も衰えます。涼しい早朝や夕方に散歩するのがよいでしょう。

服も涼しい素材のものがいいです。木綿や麻が気持ち良いですね。

外出の時は、帽子や日傘をして、日陰を歩きましょう。あんまり暑い時は出歩きませんように。涼しいところで休憩しましょう。飲水は水筒に入れて持ち歩くのがオススメです。

お風呂に入る前と後にも、水分補給は忘れずに。熱いお湯で長湯は宜しくありません。

寝ている間も、体から水分は出ていきます。夜のトイレが面倒かもしれませんが、寝る前にも水分補給はしておきましょう。

真夏に、冬の布団の上に毛布をかけて寝るのはやめましょう。

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