軽度認知障害とは

軽度認知障害とは、認知症やアルツハイマーの初期段階です。この時の過ごし方がその後の余生と家族の生活に関わります。

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私の父親も、後期高齢者になり物忘れが増え、思い込みで頓珍漢なことを話すことが増えてきました。

まだ、認知症というほどではなかろうと思っていましたが、家でぼんやりしていてもボケるばかりですから、身体機能の維持と脳トレーニングを強制的にできるように、半日デイサービスを利用しようと、要介護認定の調査をお願いしたんです。


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認知症の条件にほぼ当てはまっておりました

普通に話せるので最初は、膝や腰が痛くて歩きづらいだけかな? と調査員の方も思われていたようですが、本人や家族への質問、簡単な検査で、思った以上に認知症の条件に当てはまることがわかってきました。

本人への質問はけっこう失礼な内容も多く、調査員の方も恐縮しながらです。(毎度ご苦労さまです。)

今日の日付や、現在地からはじまり、ペンとか時計とかを覚えてもらって、あとで覚えているかの検査、家族には、このごろおかしいと思う内容はなにかや、食事はどうとか、お金は管理できているか、会話はできているか、怒りっぽくなっていないかという質問がたくさんありました。

どうも8割近くが当てはまっているようで、認知症の兆しありではないか、いまのところまだ時々の症状であるれど、進行していくおそれはあります、たまたま症状が出た時が運転中だと大変なので、車の運転は控えられたほうが良いでしょう、というようなお話もしてもらいました。

要介護認定の結果は、また数週間後に通知されるようです。

軽度認知障害とアルツハイマー型認知症

うちの父親は5年ほど前に脳内出血を起こしたことがあり、そのときは特に後遺症もなく治療できたのですけど、それ以来、外出や運動も減ったので、その影響はあるんじゃないかということでした。

調査員の人からは、軽度認知障害という言葉は聞きませんでしたが、アルツハイマー型認知症の前兆を軽度認知障害というようですね。

うちの親戚にアルツハイマー型認知症になった人がいまして、初期の段階では自分の言葉を発した直後に忘れてしまって、何度もくり返すという症状でした。だんだんひどくなって暴力的になり、普通の生活は送れなくなっています。

父はそこまでひどくはないので、今後の予防で進行を止めたり予防ができたりするんじゃないかと考えております。実際のところは、今後の様子を見ていかないとわかりませんけど。

認知症が始まった時の家族の対応は

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時々ボケてるくらいなら笑っていられますが、いわゆるまだらボケになってくると、ちょっと困ってきます。

このときに、周りの者が怒ったり、バカにするのは心理的に追い込むことになります。トイレの失敗など、家族としてはショック大でしょうが、周りの者は冷静で対処しましょう。本人もショックなんですから。

見栄をはって嘘をついたり、トンチンカンな思い込みで話すこともありますが、嘘つけー!とか、そんなわけない、と頭から否定するのもよくないです。心を閉ざしてしまいます。

アホくさくてもとりあえず受け入れ、様子を見ながら、訂正の必要があるなら理解できるように訂正しましょう。自尊心を傷つけるのが良くないです。訂正する必要がなければ、べつにとがめる必要はないですね。話に付き合っているのがよいです。こちらから質問するのも、ボケかけた脳が活性化してよいでしょう。

ほったらかしでテレビを見ているだけは進行が早まります。本人が出不精ならいっしょに散歩したりお買い物をしたり、家族マージャンをするとよいです。家族で対応が難しければ、デイサービス通いを勧めるのも良いと思います。

デイサービスに通うことに本人の拒否があるようなら、散歩やお出かけの際に、通りがかりのふりをしていっしょに見学してみるというのもいいですね。うちはこの作戦で行きました。職員の人は歓迎してもちあげてくれるので、気分良くなるんです。

認知症の知識を持って、理解ある優しい家族に囲まれていると、ボケても幸せです。これが子供の時の恨みを晴らすのは今だ! とばかりに責めてばかりの家族は、お互いに荒んで疲れて家庭崩壊になります。

介護職員として10年、どちらの家庭も見てきましたが、やっぱり幸せなボケのほうがいいです。

 

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