介護タクシーの開業

一般的な個人タクシーをするには、タクシー乗務の経験が必要だったり、法令知識や地理の知識の試験もあったりで、なかなか敷居が高いのですが、介護タクシーは、参入しやすいです。

個人で開業するなら、介護保険事業ではない、国土交通省が許可する「一般乗用旅客自動車運送事業(福祉輸送事業限定)」になります。

経験不要。試験は法令試験だけ。(ドライバーは二種免許が必要です。)

一般乗用旅客自動車運送事業(福祉輸送事業限定)の許可は、運輸局に書類申請して、法令試験に合格すれば得られます。

申請から許可まで、3ヶ月から半年くらいみておきましょう。試験は毎月一回あります。

 

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必要条件

人員は、普通2種免許を保有しているドライバーと、運行管理者または指導主任者の二人いればできます。

お父ちゃんがドライバーで、お母ちゃんが運行管理者という形でもOKです。運行管理者の資格は、車両が5台未満なら不要です。

整備管理者

身内や社員に自動車整備士がいればいいですが、いなければ、車の整備をお願いする工場にお願いして、整備管理者になってもらう必要があります。日頃の付き合いが役に立ちます。

日頃の付き合いがなければ、クルマを買うので、整備管理者になって~とお願いするのが良いです。

営業所

自宅でもいいですが、賃貸なら使用期限が3年以上ある契約書が必要。休憩・仮眠室が必要です。

車庫

自宅ガレージでも賃貸ガレージでもいいですが、営業所とあまり遠いところだと許可がおりません。車庫は、車両の長さ、幅+1m以上のスペースが必要です。また前面道路の幅にも規定があります。管轄の陸運支局に確認を取りましょう。

洗車場

点検、整備及び清掃のための水道等の清掃施設が必要です。ガレージに無ければ、整備工場やガソリンスタンドの使用承諾書をもらうといいでしょう。このあたりも管轄の運輸支局で確認しましょう。

車両

リフト、スロープ等の装置がある福祉車両が必要です。今はどのメーカーでもスローパーのラインナップがありますので入手は簡単です。中古車でも可。

都会の病院通いがメインなら軽自動車が使いやすいです。これは始めてみないと、どういう利用が多いのか読めないですが、近所を走り回っている介護タクシーに合わせるのがいいかもしれません。

タクシーメーター

普通のタクシーと同じタクシーメーターを車両に備え付けなければなりません。ニシベ計器製造所・二葉計器・矢崎総業・三和メーターといったメーカーがあります。年に一度メーター検査がありますので、近所にサービスセンターのある所がのちのち便利です。

資金

開業資金全額の50%か、開業資金+2か月分の運転資金のどちらか多い方の金額以上の自己資金を保有している必要があります。通帳に入れたまま、申請期間中キープしておかないといけません。残高証明で確認されます。

開業資金というのは、車両代とメーター代、任意保険料、車庫12ヶ月分、営業所の賃料といったところです。

運転資金は、燃料や消耗品費、人件費ですね。実際には広告料も必要になると思いますが、それは書類申請に入れなくてもいいです。

 

 

書類が多いので、行政書士事務所などにお願いしたほうが楽です。手数料は20万円から50万円くらいです。時間と根気があれば自分でもできます。

法令試験は運送六法からでます。道路運送法などです。

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