介護休業法が改正されます。

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介護休業の法律(育児・介護休業法)が来年(平成29年)改正されます。

一回のみ93日休めるという制度でしたけど、来年から3回に分割できるようになります。

要介護度2以上だったのが、要支援から、と要件も緩和。

介護休暇は1日単位から半日単位に。残業の免除や、労働時間の短縮の措置も見直されました。

休業中に受け取れる介護休業給付金はお給料の40%から67%にアップ!

いままでは、93日の間に、介護の体制を整えよ、という制度でしたが、これからは、看取りなどの短期間でも取りやすくなるとのこと。

 

これまで介護休業を取る人は、対象者の3.2%だったってことですが、これで増えるでしょうかねー。

休業中の収入は減りますが、戻るところが確保されているというのは、働く人にはありがたいですね。

人の幸せは、家族との暮らしによるところは大きいです。仕事を犠牲にしても、家族優先です。

大手を振って、介護休業を活用しましょう。

雇い主が考える介護休業

しかし、雇い主からみると、介護だろうと育児だろうと関係ありません。

社員の席を残したまま、休ませてあげなさいよ、という無茶な法律なわけです。

人員カツカツ、採算もギリギリの小さな会社にとっては、キツイお達しです。人員が減れば、残ったものの負担が多くなって、ブラック企業化するし、人員を増やしてしまうと、休業社員が戻ってきた時に、お給料の支払がきつくなります。

93日間後までになんとかと思えば、計画も立てられますが、飛び飛びに休まれると、さらに難しい問題です。

一度お辞めいただいて、またご縁があれば再雇用というのが、雇い主側の望む形でありましょう。

できの悪い人なら、この機会に、ご縁がなかったということで。

しかし、そういうのは許されません。嫌がらせをしたらナントカハラスメントです。

社員に余裕のある大手企業なら、就業規則に育児・介護休業のこともしっかり書いてあるでしょうが、零細企業だと、介護の「カ」の字にも触れないかも。

 

私も介護の零細企業の経営者でしたので、その感覚はよく分かるんですけど、ここはひとつ、ピンチはチャンス、休む社員もいれば、頑張る社員も出てくる、人も増えて新たな動きもできる、社員に愛されればお客にも愛される、会社も良くなる、と考えて、喜んで受け入れるのがいいと思います。

どうせ、受け入れるしかないんですから。

 

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