介護保険の導入時の理想と現状

年をとって、だんだん家事もできなくなってくると、生活に手伝いが必要になってきます。

さらに体の具合が悪くなって、寝たきりになってきたりすると、食事や入浴の介助が必要になってきます。

核家族化で、家族が年寄りのお世話をするということもできなくなってまいりました。

介護保険制度の問題点

介護保険制度の始まる前は、行政主導の措置という制度でした。

これが民間事業者との契約によるサービスということになり、そのサービス料を介護保険でまかなえるということになったのが、介護保険制度です。

 

介護保険は、利用料の1割負担で、そういった生活の介助や、身体の介護のサービスを使えるようにした制度なんですが、安く使える家政婦というようなイメージが先行して、結局、利用者の自立を促すものではなくなり、介護状態を悪化させ、予算はつきて、崩壊しかけています。

介護保険は、介護が必要となった場合の保険であり、保険というのは、万一のためのものでして、年齢条件を満たせばだれでもカレでも使わねば損、みたいな風潮が、そもそもおかしかったのですね。

介護保険制度の正しい利用

これから介護保険サービスを利用しようという人は、あまり、今まで利用していた近所の人の話とか、参考にしないほうがいいかもしれません。

ヘルパーさんが、お買い物にいってくれて、なんだかんだ楽しくお話をしながら、お好みのお料理を作ってくれて、お掃除や洗濯もしてくれて、余った時間はお茶でも飲んでいる、なんてサービスは、もう昔の話です。

これからは、介護保険とは、楽をさせてくれる制度じゃなく、自分の力で生きていくための手伝いをしてくれる、介護状態から回復して手助け不要の状態を目指すもの、というくらいに考えたほうがいいのではないかと思います。

というか、本来の意図はそういうことなんですが。

一生介護保険のお世話にならずに済むんなら、それに越したことはないです。保険料掛け捨てのまま一生過ごせるほうが幸せです。

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