介護職員の腰痛

介護職員には、腰痛になる人が多いです。

事務職の人が椅子に座りっぱなしでなる腰痛と違って、介護するときに、お年寄りを持ち上げたり、体位変換をするときに無理な体勢を取るので腰痛になるのですね。

手首の腱鞘炎もなりやすいです。

 

私はおかげさまで介護の現役の時には腰痛になりませんでした。おんぶをしてマンションの4階まであがるとか、車椅子のまま階段を持ち上げるなど、けっこう無茶なことも多かったですけど、腰痛にならなかったのは、体捌きと体の柔軟性があったからだと思います。

柔軟体操は毎日していたし、武道経験があったので、関節を決めて相手を投げ飛ばすとか得意でした。それを逆に考えると、応用が効いたんですね。たぶん。

(介護をやめてデスクワークになってから腰痛を経験しました。デスクワークもスタンディングデスクという、椅子に腰掛けない立ったまま作業できる環境に変えたら治りました。)

腰痛の予防

腰痛の防止には、いろんな指導や教材がありますけど、私が思うのは、日々の仕事で筋力は鍛えられていると思うんですけど、柔軟性が足りない人が多いですね。

柔軟性がないと、力を逃がすことができず、ダメージを受けやすいです。

意図的にトレーニングしていないと、体はすぐに硬くなってしまいます。風呂あがりなど、前屈、股割り、足を肩幅に開いて、状態を左右に振る体操など、腰の筋肉を柔らかくしておきましょう。

 

そして、介護をするときは、無理のない姿勢を心がけるということです。

いかに体が柔らかくても、無理をし続けると、疲労がたまります。

 

無理のない体勢というのは、勉強して感覚を磨かないと、わかりにくいです。

体中の歯車がうまく噛み合って、どこか一か所に無理な力が偏らない感覚なんですけど、これは読んで理解できるようなものではないので、専門家や、武道家に学びましょう。

こんな本もあります。

 

たとえばふらつく人を支える場合、自分自身の体勢は、足をシッカリ開いて土台を固めておくきます。

そして、ふらつく人の、どこを支えるかというと、体の重心の中心に近いところを支えるのが、楽です。手先ではなくて、肩とか腰ですね。

移動するときは、相手の動きに逆らうんじゃなくて、動きやすい方向に、お互いに無理な力を入れなくて済む方向に誘導して動いていくとよいです。

修練が必要です。

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