福祉用具での事故に注意

0-99福祉用具は、安全に作られているはずですが、事故はあります。

2010年4月から5年間の集計では、49人が福祉用具の事故で亡くなられているそうです。

交通事故は、5年で2万人以上ですから、それに比べると少ないといえば少ないですが、特に安全を考えられているはずの福祉用具での事故ですから、やっぱり使い方によっては危ないわけです。

49人の内訳は、介護ベッド22人、電動車いす22人、介護手すり4人、介護リフト1人です。

また、重症事故は、介護ベッド、歩行補助車・補助器、電動車いすが多いようです。

介護ベッドの事故はは、私の経験からは、寝ている人が自分で動かす時に危ないです。特に認知症の人がスイッチをいじるのは危ないですね。思わぬ動きに対処できませんので、手や頭を柵の隙間などに挟むおそれがあります。モーターの力は強いです。

これは、挟まりそうな部分にカバーを付けるとか、安全装置がストップさせるとか、メーカーにも改善してもらわないといけないでしょう。

電動車いすは、これはハッキリいって、介護老人が使用するには危険だと思います。室内で乗っているぶんにはアクシデントがあっても、どうということはないでしょうが、動きづらい電動車いすで、交通戦争の公道上に出ていくのは、おそろしいことです。

私は、自動車の免許はほぼ全種類持っていますが、電動車いすの運転は難しいと思います。手元のレバーでの微妙な操作が、むつかしいです。体でバランスをとるということもできないので、予想外の動きをした時のリカバリーがしにくいです。

シルバーカーだと、ハンドルやペダルもあって車の運転に近いですが、自転車みたいに、自分の体力で動かせるものではないので、いざというときに動きが取れません。

段差に落ちたり、タイヤが挟まったり、アクシデントの時にお年寄りが対応できないのですね。筋力があれば、クルマからおりて、よっこいしょと、移動させられるでしょうが、そんな人は、そもそも電動車いすや、シルバーカーに乗らないですね。

ですので、これは自立した移動器具というより、介助者の負担軽減道具、くらいのつもりでいたほうがいいと思うのです。

となると、誰かがついていないといけない、自分一人で出かけられないということになりますが、それは安全とのトレードですね。

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