高齢者の趣味 デッサンを始めてみよう

デッサンをすると世界が見えてくる

009絵画趣味の本格的なものは、油絵とか日本画とかになってくるでしょうが、簡単に気軽に始められるのはデッサンです。漫画っぽいイラストも気軽に描けそうですが、こちらは意外と初心者にはむつかしいです。

デッサンは本格的な絵画を描くための訓練という位置づけでしたが、デッサンもひとつの芸術作品になりえます。

デッサンというのは、鉛筆や木炭で画用紙に、見たまま描くってことです。白黒ですから、明るいところはあまり描き込まず、暗い影の部分は線が多くなります。

描いてみると分かるんですが、普段目で見て記憶しているイメージの風景と、本当に見たままを描き写すのではずいぶん違っています。物には陰があるし、近いところは大きく見えるし、遠いものは小さく見えます。

記憶と実物が違うのは、人間の脳が見たいように変換して記憶するからです。デッサンをしていると、変換される前のありのままの世界が見えてくるでしょう。

美人だと思っていた奥さんが、よく見るとシワシワだったりしますが、現実を直視してください。(笑)

上手になってきたら、脳内変換された理想像を描いてみるのもよいでしょう。ピカソ気取りで余計に怒らせても責任は持てませんが。

デッサンの始め方

道具を揃えるのは簡単。鉛筆と画用紙です。鉛筆は、2Bとか6Bとか濃いめのものがいいでしょう。画用紙はスケッチブックが画板がいらず描けますので便利です。

消しゴムも使って構いませんが、最初っから描いたり消したりせず、とりあえずたくさん描いてしまうほうが上達が早いです。消しゴムの代わりにパンも代用できますが、バターやジャムが入っていると台無しになります。(オー・ヘンリー「善女のパン」より)

ありのままの世界を描くわけですが、見えるものが広すぎたり、目線を変えると遠近感も変わります。どうも画用紙の中に収めにくいと思ったら、一度、写真にとってみるというのもひとつの手段です。写真に撮ると四角い構図が考えやすくもなります。

デッサンより簡単なのがクロッキーです。主に人物の、全体像をあまり細かいところは無視してざっと描くトレーニングです。いろんなポーズをとってもらって、10分とか30秒とか時間を決めて素早く描いていきます。これだけでも上手になれば、芸術っぽくなってきます。

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