銀行預金を代理人が引き出す場合の手続き

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この頃の金融機関は、本人確認が厳しくなっております。

お年寄りの詐欺被害も多いということもありましょうが、本当にお年寄りが銀行で用をこなせなくなって、代理の者がお金の引き出しに行くときは困ってしまいます。

なんどか、窓口で喚き散らしているオッサンを見たことがありますが、あれはボケた年寄りの金を勝手に使い込もうとしている、ドラ息子でしょう。

そんなのが増えてきたら、銀行も警戒しますよね。

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銀行預金を代理人が引き出すのに必要な書類

カードでの引き出しにしても、指紋認証にしていると、暗証番号ではカード引き出しができません。

暗証番号専用機のある銀行なら、暗証番号で引き出せますが、限度額が数十万円までということになってます。(このあたり銀行によって、セキュリティのレベルは違っているみたいです。)

窓口に判子と通帳を持っていけば、少額なら問題ないでしょうが、あるていどまとまった金額になると、代理人の身分証明書と、名義人の委任状と、電話での本人の確認が必要だったりします。

電話なんて、口裏を合わせたニセモノが出てくる可能性もあると思うんですが、そのくらい慎重にはなっております。

しかし、本人が施設入所していたり、寝たきりで電話に出れないということもあるでしょうし、困りますね。

代理人指定の届けをしておきましょう

本人がなんとか窓口に行ってサインできるうちに、代理人指定の届けをしておくと良いです。口座名義人と代理人の双方の身分証明書と、届け出の印鑑があれば手続きできます。

認知症になってしまったら、もう手続きできません。

家庭裁判所に「成年後見人」の選任を申し立てないといけないです。ただ、成年後見人は、財産の管理を代行するでけでして、本人の生活費や介護に必要な分だけ使用することができます。

私的流用しそうな人は、親族であっても成年後見人にはなれません。そういうときは弁護士や司法書士が選任されることになります。

こういう気の重い手続きは、後回しにするほど、どんどん大変になっていきますので、早め早めに手を打っていくほうが良いです。

認知症になる前にしておくべき手続き

銀行では、代理人の指定のほかに、家族用のカードを作っておくのも一つの手です。パソコン操作のできる人がいれば、ネットバンキングを申し込んでおくのも良いですね。

現金を引き出して、子供の口座に移したりすると、相続の時に生前譲与にみなされる恐れがありますが、本人口座から介護施設への費用など払い込むようにすれば、記録が残るのでよいのです。

休眠口座があれば解約しておくほうがいいです。相続の時にややこしくなります。

実印を預かり、印鑑証明カードを作っておきましょう。白紙の委任状もたくさん用意しておくのが良いです。

登記を伴う資産は、生前に名義変更を。

譲与になると贈与税がかかりますが、売買にすると良いです。取得税がかかりますが、贈与税より安ければその方がいいでしょう。

キャッシュがなければ、親から子への貸付ということにして、ちょっとずつ返済していくと良いです。(債権も相続税の対象ではありますが。)

乗らないクルマなら、売っぱらったほうが、揉め事にもならないしコストも浮いてよいですね。

相続人の間でもめないように、よく協議しておきましょう。財産目録を作っておくと協議しやすいです。財産目録には負債も含みます。

あらかじめ税理士に相談しておくと良いです。銀行にも相続無料相談サービスなどあります。

そして、揉めないためにはなにより遺言状を。延命措置を希望するかどうかという、リビング・ウィルは、聞いておくのが良いです。

いずれにせよ、普段から親不孝をしていると話が進みません。親が元気なうちから親孝行しておきましょう。

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