高齢者の働き方 というか働かせ方

今回は、高齢者の雇用ってどうなの? と考えておられる、会社経営者への記事になります。

金沢に、わりと有名なお菓子メーカーがあります。

その会社では、野菜や果物など、形が悪かったりして、丸のまま売れない農家の残り物を安く仕入れて、お菓子の材料にしています。

大手メーカーの仕事を受けたり、コンビニ用のお菓子を作って、繁盛しているそうです。

その会社では、高齢者の働き手を「達人」と呼んで、重用しているそうです。

社員の4分の1くらいは、新規採用した高齢の方だそうで。

「達人」といっても、神業的職人芸を持っている人を雇用しているというわけでもなく、職歴はまちまちだけども、いったんリタイヤされて、暇を持て余している人を雇用しているとのこと。

職業の技術が達人なんじゃなくて、社会への関わり方、生き方が達人ということで敬意を持っているのかな? と思います。

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高齢者を雇用することのメリット

高齢の方を雇う理由は、助成金がどうのこうのということではなくて、歳を重ねた人は、人間ができているからってことでした。

社会経験もあり、いちどリタイヤして、やることがない辛さも知っていて、働くこと自体に喜びを感じてくれて、お給料が高い安いということも言わない、と。

労働意欲があり、物事の善悪をわきまえていて、自分のことより人のためという気持ちを持ってくれているということなのですね。

雇用する側としては、ヤングな社員たちの、わがままトラブルに頭を悩まさなくて済むってことなのです。

その職場では、お菓子の材料の仕入れ具合が安定していないもので、日によって、仕事がなかったり、忙しいと休日出勤を頼んだりするらしいです。

年寄りはそれでも、気分良く、フレキシブルに対応してくれるので、大変ありがたいんだということでした。

時給となると、これはなかなか、家庭をもっていて稼がねばならない世代には、難しいでしょう。

高齢労働者の弱み

ずーっと会社にいて役職者になったというのでなく、リタイヤしている人を雇った場合、クリエイティブな仕事は、あまりふさわしくなく、単純労働がいいという話でした。

やはり責任の伴う仕事は、荷が重いみたいです。

そして、辞める時は、スパッと即日退職してしまうので、雇う方はそのつもりでいなければならないということでありました。

健康の問題とか、家族の問題とかが発生したら、そちら優先です。そこに迷いがないのも、年の功かも。

難しいことは言わずに、気楽に働いてもらえる環境づくりが、経営者の責務ですね。

私も以前、介護事業所で高齢者をたくさん雇用しておりました。

しかし、そのあたりの機敏があまりわかってなかったもので、機嫌を損ねてやめていく人など、けっこうおられました。

頼りにするフリで機嫌良くなってもらって、でも、任せ切りはダメ、重荷を押し付けてもあかんと、だんだんわかってきましたけれど、最初は若手も年寄りも同じように考えていたので、失敗が多かったです。

会社の将来を担うのはやはり若手です。プレッシャーを掛けて育成すべきなのは若手です。

年寄りは、突然辞めるまで、機嫌よく働いてもらえるよう、うまく仕事の振り分けをいたしましょう。

なんだか、年寄りを利用するひどい経営者のようですけど、生きがいを提供していると考えれば、良いと思います。

高齢者の募集

高齢者を募集するには、求人情報誌とかハローワークより、折込チラシが効果的だってことです。

仕事探しに血眼になっている人より、たまたま募集のチラシが目についた、という人のほうが、きっといいんだと思います。

チラシの内容は、楽しく働けるイメージを持ってもらえるように、ちゃんと考えましょう。

他所より、お給料がいいとか、昇給がどうとか、そんなピント外れなことを書いてはいけませんね。

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